法人概要

理事長挨拶

社会福祉法人つくし会は昭和52年4月、合併前の一関市において初めて特別養護老人ホームを開設しました。初代理事長(中目與一)は利用者のみならず全ての人たちが幸せであるようにとの願いをもち、「ともに幸せを」の理念を掲げ、高齢者福祉事業を行ってきました。
現在つくし会は特別養護老人ホームはじめデイサービスセンター、在宅介護支援センター、グループホーム、高齢者生活福祉センターなど11事業を展開し、地域で暮らす方々の福祉向上のために鋭意努力しています。
私たちつくし会にはフィロソフィー(経営理念)があります。
「地域貢献を忘れない」「具体的な目標を立てる」「強烈な願望を心に抱く」「次元の高い目標を持つ」「誰にも負けない努力をする」「経営の強い意志を持つ」「常に創造的な仕事を行う」「思いやりの心で切実に」「素直な心と謙虚さを持ち経営に取り組む」「人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力」「勇気を持ってことにあたる」
職員はこの11項目を心の中に落とし込んで日々仕事に精励しています。地域に支えられて経営できることに感謝しながら役職員一同さらなる地域貢献を行っていきます。

理事長 熊谷 茂

法人概要

名称 社会福祉法人 つくし会
理事長 熊谷 茂
所在地 岩手県一関市滝沢字寺下2-1
TEL 0191-23-0478
FAX 0191-23-0260
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事業沿革

昭和51年 11月5日 社会福祉法人つくし会の設立認可を受ける
昭和52年 4月7日 特別養護老人ホーム関生園(定員50名)開設
昭和61年 3月7日 関生園短期入所(定員4名)開設による増築
平成4年 2月27日 関生園デイサービスセンター(B型)開設
平成8年 4月1日 一関市関生園在宅介護支援センター開設
平成9年 4月1日 特別養護老人ホーム明生園(定員50名)、
明生園短期入所生活介護施設(定員10名)、
明生園デイサービスセンター、
一関市明生園在宅介護支援センター開設
平成11年 10月1日 認知症高齢者グループホームつくしの里(定員9名)開設
平成13年 10月1日 高齢者生活福祉センターみどりの里(定員10名)開設
平成14年 3月1日 認知症高齢者グループホームゆいとり(定員9名)開設
平成16年 2月23日 特別養護老人ホーム関生園改築により短期入所増床(定員10名)
平成16年 5月17日 デイサービスセンターひまわり開設
平成19年 4月1日 認知症高齢者グループホームほっとスマイルを事業継承により開設(定員7名)
平成21年 5月12日 認知症高齢者グループホームほっとスマイル増床による増築(定員9名)
平成21年 8月10日 デイサービスセンターひまわり移転改築
平成22年 1月4日 高齢者総合相談センター(地域包括支援センター)さくらまち開設
平成22年 3月24日 認知症高齢者グループホームゆいとり移転改築
平成24年 3月1日 認知症高齢者グループホームほっとスマイル増築(定員全18名)
平成24年 4月1日 特別養護老人ホーム真生園(定員29名)、
真生園短期入所生活介護施設(定員10名)開設
平成28年 3月31日 「高齢者総合相談センターさくらまち(地域包括支援センター)」他法人に事業引き継ぎ
平成31年 2月1日 認知症高齢者グループホームつくしの里休止
令和2年 3月31日 認知症高齢者グループホームつくしの里廃止
令和2年 4月1日 一関市関生園在宅介護支援センターから関生園居宅介護支援事業所に名称変更
一関市明生園在宅介護支援センターから明生園居宅介護支援事業所に名称変更

社会福祉法人つくし会
フィロソフィー

地域貢献を忘れない

地域、市民に信頼され、愛されてこそ社会福祉法人としての使命感がある。そして常に感謝の気持ちを忘れずに業務を行うこと。

具体的な目標を立てる

自分や組織がどうなっていきたいかを明確にし、その目標に向けて、今何をするべきかという意識を明確に持ち確実に実行していく。

強烈な願望を心に抱く

『「have to」』~をしなければならない』という考えや意識を、『「want to」~をしたい』という考えに変化させる。
業務を義務として取り組むのではなく、「自ら~をしたい」という意識に切り替え、前向きに取り組んでいく。「have to」が「want to」に変わると信念を実現することが出来る。

次元の高い目標を持つ

新たな目標を立てるときは、あえて能力以上のものを設定する。今は達成が難しい高い目標を、未来の一点で達成することを決める。
今できないものを何としても成し遂げようとすることからしか高い目標を達成することはできない。

誰にも負けない努力をする

自分の出来ないことが何かを明確にし、出来ないことと向き合い、自らのハードルとして課し、達成すべく最大限の努力をし続ける。
個人として継続学習による能力の維持・開発に努める。自発的に能力向上のために学ぶ等、自己啓発・自己研鑽を行う。

経営の強い意志を持つ

収入と経費の差が利益となる。経費を最小にするという努力は利益を最大にすることにもなる。ご利用者のニーズに応えるなかで、最大の利益をあげるように努力をする。

常に創造的な仕事を行う

毎日これでいいのかということを反省し、改良していく。あらゆるものに対して、「これでいいのか」という問いかけを行う。この繰り返しが、素晴らしい進歩に繋がる。
また、基礎を教わったら、自分で工夫していく、これが創造性である。

思いやりの心で誠実に

いかなる理由においても他者を差別せず、人としての尊厳を大切にする。また、自らの先入観や偏見を排し、相手をあるがままに受容する。
人とのわずかな接触を大切にする。ねぎらいの言葉をかけてあげるなど、その思いやりが相手の心を打つ。それを永続することで、人との繋がりが醸成され信頼関係を創っていく。

素直な心と謙虚さを持ち経営に取り組む

自分の至らなさを認め、そこから惜しまず努力すること。
驕り・高ぶり・慢心・至らなさ・過ちに気づいた時は、自ら反省する気持ちと自ら律する気持ちを持つ。
日々の反省を厭わない人こそ、心を高めていくことができる。

人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力

人生の仕事の結果は、考え方と熱意と能力の3つの要素の掛け算で決まる。能力と熱意は0点から100点。考え方は生きる姿勢であり、−100点から+100点まである。能力や熱意だけではいい結果は導き出せない。考え方次第で、仕事や人生の結果は180度変わってくる。そのため、能力や熱意とともに人間としての正しい考え方を持つことが何よりも大切となる。

勇気を持ってことにあたる

法人の理念を理解し、福祉の実現に向け努力する。
法人理念だけでなく、自分自身も福祉への強い信念をもって業務を行う。

社会貢献への取り組みと成果

私たち社会福祉法人つくし会は、地域社会のために様々な取り組みを行っています。

地域貢献活動

社会福祉法人つくし会では、法人内に「地域公益活動委員会」を組織し、以下の地域貢献事業を実施しております。

IWATEあんしんサポート事業

県内の社会福祉法人と各市町村の社会福祉協議会が連携して、さまざまな生活課題を抱える皆様の相談に応じ、日常生活上の福祉的な困りごとの解決に向けて支援していく、社会貢献(地域貢献)活動です。

社会福祉法人等による
利用者負担軽減制度事業

低所得者で生計が困難な方について、介護保険サービスの提供を行う社会福祉法人等が、その社会的な役割にかんがみ、利用者負担を軽減することにより、介護保険サービスの利用促進を図ることを目的とするものです。

配食サービス事業

関生園デイサービスセンターをご利用の方で「利用者負担軽減」を受けている方及び配偶者の方に利用日の帰りの際にお弁当をお届けします。

認知症カフェ事例 〜刻(とき)のカフェ〜

ゆるやかな雰囲気の中で認知症について学びながら、認知症の理解を広げること。そして地域の方、福祉や医療の専門職が出会う場です。まだまだ馴染みはありませんが、 このカフェを地域に根づかせていきたいと思っています。

【開催日】偶数月第1土曜日
【時 間】13:30〜15:00(入退場自由)
【場 所】陣の里(一関東中学校様向かい)
【参加費】無料(コーヒー、紅茶、お菓子をご用意しております。)

就労準備ボランティア事業

一般的な職業に就く「一般就労」をただちに目指すことが困難な人に対して、つくし会の高齢者施設を活用し、就労の準備活動として短時間の軽作業などを行う場を提供する、中間的就労を実施するものです。

子育て支援

社会福祉法人つくし会は、平成29年4月1日より「子育て応援宣言」を、また、令和2年4月1日より「社会福祉法人つくし会行動計画」をそれぞれスタートいたしました。
男女とも子育てと仕事の両立を応援し、安心して働いていただける職場の環境づくりに取り組みます。

将来世代応援企業賞

日本創生のための将来世代応援知事同盟という有志の知事で構成する団体が、毎年、働き方改革を積極的に行っている企業等を表彰しています。この度、岩手県が推薦した社会福祉法人つくし会が、令和6年5月15日「将来世代応援企業賞」を受賞しました。

女性活躍支援

社会福祉法人つくし会は、令和元年12月12日より、岩手県知事より「岩手女性活躍認定企業等(ステップ2)」認定書の認証を受け、「一般事業主行動計画書」と共に「女性活躍取組宣言」をスタートしました。

くるみん認定

社会福祉法人つくし会は、令和5年5月15日、岩手労働局長より「2023年(令和5年)くるみん認定」を受けました。

くるみん認定とは?

次世代育成支援対策法において、企業は労働者との仕事と子育てに関する「一般事業主行動計画(行動計画)」を策定することになっています。
 行動計画に定めた目標を達成する等、一定の基準を満たし仕事と子育ての両立に関する取組が優良な企業は、都道府県労働局に申請することにより、厚生労働大臣認定のくるみん認定等を受けることができます。

くるみん認定

いわて働き方改革AWARD2023

社会福祉法人つくし会は、令和5年11月20日『いわて働き方改革AWARD2023』で、岩手県知事より優秀賞を受賞しました。

いわて働き方改革AWAREDとは?

いわて働き方改革AWARDにエントリーした企業の中から、長時間労働削減、人材確保・定着、両立支援、女性活躍などの取り組み意欲の高い企業を、岩手県知事が表彰する制度です。

いわて働き方改革AWARD2023

厚生労働大臣表彰

つくし会は、令和6年8月27日『厚生労働大臣表彰 奨励賞』を受賞しました。

介護職員の働きやすい職場環境づくり内閣総理大臣及び厚生労働大臣表彰とは?

 介護職員の待遇改善、人材育成及び介護現場の生産性向上への取組が優れた介護事業者を表彰し、その功績をたたえ、広く紹介することを通じ、介護職員の働く環境改善を推進することを目的とし実施されています。

職場環境等の改善に係る取組み

社会福祉法人つくし会では、生産性向上(業務改善及び働く環境改善)のための取組みについて、下記の内容で取組んでいます。

  1. 厚生労働省が示している「生産性向上ガイドライン」に基づき、業務改善活動の体制構築(委員会やプロジェクトチームの立ち上げ、外部の研修会の活動等)を行なっている。
  2. 現場の課題の見える化(課題の抽出、課題の構造化、業務時間調査の実施等)を実施している。
  3. 5S活動(業務管理の手法の1つ、整理・整頓・清掃・清潔・躾の頭文字をとったもの)等の実施による職場環境の整備を行なっている。
  4. 業務手順書の作成や、記録・報告様式の工夫等による情報共有や作業負担の軽減を行なっている。
  5. タブレット端末やインカム等のICT活用や見守り機器等の介護ロボットやセンサー等の導入による業務量の縮減行なっている。
  6. 介護ソフト(記録、情報共有、請求業務転記が不要なもの)、情報端末(タブレット端末、スマートフォン端末等)の導入を行なっている。

不妊治療と仕事の両立について

 不妊治療を受ける夫婦、働きながら不妊治療を受ける方は増加傾向にあります。

 つくし会では、子の看護のための休暇(有給)、家族の介護のための休暇(有給)などの休暇制度の導入など、働きやすい環境整備を進めてきたところです。これまでの取組の一環として、今回、不妊治療と仕事との両立を図るために、「不妊治療のための休暇」を導入することとしました。

 今後も、職員の様々な事情に配慮し、仕事との両立が可能な働きやすい職場環境づくりに取り組んでいきたいと考えております。

 不妊治療については、公にしたくない方も少なくありません。職員の皆様におかれては、治療を行っている職員のプライバシーの保護への配慮をお願いします。また、不妊治療と仕事との両立に関してハラスメントが起こることがないよう留意いただくとともに、上司、同僚や後輩が不妊治療を行いながら仕事をしていることを把握された場合には、温かいサポートをお願いします。


令和6年6月1日

社会福祉法人つくし会 理事長 熊谷 茂

相談窓口

不妊治療と仕事の両立に案する相談に応じる両立支援担当者は、次の者です。電話・メールでの相談も受け付けますのでご相談ください。

関生園

0191-26-4911

c-kaneko@kanseien.or.jp

【事務主任】金子 千佳

明生園

0191-23-0478

jimu-2@meiseien.jp

【事務主任】佐藤 修寿

真生園

0191-48-3384

shinseien1@meiseien.jp

【事務主任】鈴木 洋平